はじめに
「このままでいいのかな…」
20代後半になると、
そんなモヤモヤを抱える人が増えます。
大きな不満があるわけじゃない。
でも、なんとなく将来が不安になる。
私も27歳のとき、同じ気持ちを抱えていました。
結論から言うと、私は27歳で1回目の転職をし、
その2年後の29歳で2回目の転職も経験しました。
この記事では、
「20代後半の転職は本当に遅いのか」
「迷ったときにどう判断すればいいのか」を、
私自身の体験談と数字をもとに解説します。
「このままでいいのかな…」その感覚は少数派じゃない
当時27歳。
仕事にはある程度慣れて、
大きな不満があるわけではありませんでした。
残業はそれなりに多いものの、
ブラックというほどではない。
年収も同世代の平均くらい。
それでも、
「この仕事を5年後も10年後も続けているのかな」
という漠然とした不安がありました。
実は転職サービスdodaの調査によると、
20代の約66%が転職に対してポジティブな印象を
持っているというデータがあります。
さらに20代の転職希望者の7割以上が
「転職すべきか迷ったことがある」と回答しています。
つまり「興味はあるけど迷っている」状態は、
決して珍しいことではありません。
半年間、動けなかった理由
私は転職を考え始めてから、
実際に動き出すまで約半年かかりました。
怖かったのは
「今の人間関係を壊すこと」
「本当に雇ってくれる会社があるのか」
という不安でした。
転職サイトは一応見ていましたが、
それ以上のことは何もしない。
考えるだけで、行動しない。
そんな状態が半年続きました。
転職を考えていることを初めて両親に話したとき、
「簡単に仕事を辞めるなんて言うんじゃない」
と全否定されたこともあります。
年齢や境遇によって、転職への考え方はさまざまです。
反対されて不安になる人もいると思います。
動いたきっかけは、些細な出来事だった
ある朝、いつもより1時間早く出社しました。
早朝で周囲に人が少ない中、
上司に呼ばれ、理不尽に怒られました。
今思えば、そこまで大きな出来事ではありません。
でもその瞬間、今まで積み重なっていたモヤモヤが
「あ、もういいや」という気持ちに変わりました。
その日の夜にやったことは1つだけです。
転職エージェントに連絡したこと。
会社を辞めたわけでも、応募したわけでもありません。
ただ話を聞く約束をしただけです。
それだけで、気持ちが驚くほど軽くなりました。
転職するべきか迷ったときの5つの判断基準
エージェントと話す中で、
私は次の5つを基準に考えていました。
①このまま働き続けても成長できるか
「この仕事を5年続けたら、
自分はどうなっているんだろう」
新しいスキルが身につかない、
同じ作業の繰り返しだと感じるなら、
それは転職を考えるサインかもしれません。
②半年後も同じ悩みを抱えていそうか
一時的なストレスなら、時間が解決することもあります。
ですが数ヶ月以上同じ悩みを抱えているなら、
本当に環境を変えたい気持ちの表れです。
③新しい環境に興味があるか
「別の会社はどんな働き方なんだろう」
そんな前向きな好奇心があると、
転職活動を最後までやり切る原動力になります。
④転職した未来を想像してみる
リスクばかりでなく、
新しい環境で働く自分を想像したときに
少しでもワクワクするなら、
挑戦する価値はあると思います。
⑤転職で生活が良くなる可能性があるか
年収や働き方が変わる可能性も、判断材料のひとつです。
(詳しくは後述します)
そもそも20代後半の転職は遅いのか
結論から言うと、遅くありません。
理由は3つあります。
①社会人経験がある
20代後半は3〜6年ほどの社会人経験があり、
企業から見て教育コストの低い人材です。
②まだポテンシャル採用が可能
即戦力を求められる30代と違い、
20代後半は経験とポテンシャルの
両方で評価してもらえます。
③実は転職者が一番多い年齢
転職市場で最も動きが多いのは
25〜29歳前後と言われています。
「今さら」と思う必要はありません。
実際に転職して起きた変化(正直な数字)
1回目の転職(27歳)では、年収が150万円上がりました。
ただし、その裏で残業時間も増えています。
転職前は月40時間ほどでしたが、
転職後は月50〜70時間になりました。
年収アップの裏には、「働く時間が増える」
という現実もありました。
2回目の転職(29歳)では、
逆に年収が100万円以上下がりましたが、
残業は月20時間以下になりました。
この経験から言えるのは、
「年収を取るか、時間を取るか」は
どちらが正解ということではなく、
自分が何を優先したいかで決まる、ということです。
まとめ:迷うのは前に進みたい証拠
「このままでいいのかな」というモヤモヤは、
決して悪いことではありません。
むしろ「今より良い環境を探したい」
という前向きな気持ちです。
大事なのは、いきなり結論を出すことではなく
「自分にどんな選択肢があるかを知ること」です。
転職=退職ではありません。
転職=可能性を知ることです。
もし今、同じようなモヤモヤを抱えているなら、
まずは転職サイトを眺めてみる、
エージェントに話を聞いてみるところから
始めてみてください。


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