はじめに
「周りが転職してるのに動けない…」
転職サイトには登録してみたものの
なかなか動けていない。
そんな28〜32歳の方は多いと思います。
私は27歳と29歳で転職を経験しました。
1回目は年収が150万円上がり、
2回目は逆に100万円下がりました。
同じ「転職」でも、2回とも結果はまったく違いました。
この記事では、私が実際に経験した
「20代前半の転職とは違う5つのリアル」を
数字と実体験ベースで解説します。
違い① ポテンシャルより「経験」で評価される
20代前半の転職では、「伸びしろ」や
「熱意」が武器になります。
しかし28〜32歳になると
企業側は「これまで何をやってきたか」
を見るようになります。
私の場合、1回目の転職(自動車業界→建設機械業界)では
機械設計のスキルがそのまま評価されました。
5社応募して2社が面接まで進み、
1社から内定をもらいました。
「同じ設計職でも、業界を変えれば
評価軸が変わる」ことを実感した転職でした。
違い② 「なんとなく転職」が通用しなくなる
28〜32歳になると
面接官の質問が一段深くなります。
私が実際に聞かれて印象に残っているのは
「なぜ今の会社では解決できないのか」
という質問です。
正直に言うと、この質問には少し焦りました。
私は「上司に相談したが改善しなかった」
と答えましたが、
本当は穏便に済ませようとして
そこまで強く訴えかけていませんでした。
面接官にはその「本気度の差」が
伝わっていたと思います。
今なら分かりますが、
この質問は「あなたは本当に
行動してから転職を決めたのか」を見られています。
相談する時点で、遠慮せずに本気で改善を訴えることが
後々の面接での説得力につながります。
違い③ 年収交渉が現実的にできるようになる、でも代償もある
1回目の転職では年収が150万円上がりました。
理由は業界相場の違いと、残業時間の増加です。
転職前は残業が月40時間ほどでしたが、
転職後は月50〜70時間に増えました。
年収が上がった裏側には
「働く時間が増えた」という現実もありました。
2回目の転職(建設機械業界→測定機業界)では
逆に年収が100万円以上下がりましたが、
残業は月20時間以下になりました。
この経験から言えるのは、
「年収交渉ができるようになる」ことと
「その年収に見合う働き方を選べるかどうか」
は別の話だということです。
28〜32歳の転職では、年収だけでなく
「その年収の中身」まで
確認しておくべきだと感じています。
違い④ 未経験転職のハードルが上がる
私の転職は2回とも
「機械設計」という軸は変えませんでした。
自動車→建設機械→測定機と業界は変えましたが、
職種は一貫して設計です。
この「軸を変えない転職」だったからこそ、
5社中2社面接、3社中1社面接という
決して高くない打率でも
転職を成立させられたと思っています。
もし職種そのものを変えていたら、
書類選考の通過率はもっと厳しかったはずです。
28〜32歳で未経験職種を目指すなら、
今の経験とどう繋がりを作れるかを
先に考えておくことをお勧めします。
違い⑤ 転職エージェントの「当たり外れ」もリアルに存在する
2回の転職で、どちらも
大手のリクルート系エージェントを使いました。
2回目の転職ではエン転職のエージェントも
併用してみましたが、
正直あまり噛み合いませんでした。
紹介される求人の質や、
自分の希望とのズレを感じることが多く、
結果的にメインで動いたのは
最初に使ったエージェントでした。
エージェントは「使えば安心」
というものではなく、複数使って自分に合うところを
見極める必要があると実感しています。
私が「もう少しこうすればよかった」と思うこと
2回とも、内定が出た瞬間に
すぐ「OK」の返事をしました。
他の選択肢とじっくり比較する時間を取らなかったことは
今でも少し後悔しています。
特に1回目の転職活動では、
プライベートの時間を全部削って動いていたため、
実は体調を崩してしまいました。
今なら、もう少し気持ちに余裕を持って、
休みながら進めればよかったと思います。
転職活動は「早く決めること」よりも
「納得して決めること」の方が
長い目で見て大事だと、2回の転職を経て感じています。
まとめ:28〜32歳の転職は「トレードオフを理解する」ことが鍵
この記事で紹介した内容をおさらいします。
- 経験がそのまま評価される一方、業界を変えると評価軸も変わる
- 「なぜ今の会社で解決できないか」への本気度が見られる
- 年収アップの裏には、残業増などの代償があることも
- 職種の軸を変えないことで、転職の打率を上げられる
- エージェントにも相性があり、複数使って見極める価値がある
私自身、1回目は年収を優先し、
2回目は時間を優先しました。
どちらが正解ということではなく、
「今の自分が何を優先したいか」を
はっきりさせることが、
28〜32歳の転職では特に重要だと思います。
まず最初の一歩は、
「自分がこれまで積み上げてきた経験」を
箇条書きにしてみることです。
そこから、あなたにとっての
「トレードオフの正解」が見えてくるはずです。



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